1人だけで生徒たちを指導することのメリット
北野立志塾は2015年に開校し、今年で8年目になります。
昨年までの7年間で45人の卒塾生を送り出してきました。
開校初年度の中3生は5名在籍していましたが、その後少しずつ増え、昨年は10名、今年は9名の中3生が通ってくださっています。
中学生クラスの定員は10名前後に設定しております。
「前後」という意味は何なのか、ツッコまれてしまいまそうです…
他学年との人数調整、塾生の学力など、色々な要素で「前後」しております。
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北野立志塾は、塾長が1人だけで切り盛りしている学習塾です。
開校当初は「1人で授業を回すことなんてできるの??」と頻繁に言われたものです。
しかし、8年近く開校できて、卒塾生たちの頑張りのおかげで合格実績を重ねることができていますから、1人で授業を回すことに何ら否定的なものはないと思います。
むしろ、1人で指導するからこそできることが多くあると考えています。
利点① 講師の異動がない
講師は塾長1人ですから当然ですね。
長い生徒でしたら、小4から中3まで6年間関わらせていただくことができます。
その子の得意・不得意、性格まで把握していますから、指導しやすいですし、生徒側から見ても、私の特徴を掴んでいますから、慣れれば信頼関係を構築できます。
利点② 全教科の得意・不得意を1人の先生が把握している
これは、テスト対策の時などに有利です。
例えば、数学が苦手で社会が得意であれば、定期テスト対策の際に数学を多めに対策するようなアドバイスをすることができます。
利点③ 教材の追加、補習などの実施までの裁量が一瞬である。
学習指導は、その場での素早い判断が求められます。
例えば、方程式の解き方が理解できていないとします。
5日後に学校でテストがあるとすれば、遅くとも明日には補講を組む必要があります。場合によっては追加教材を用意してテストまでの演習量を確保することも考えられます。
私1人で指導していれば、学習指針を一瞬でご提示できます。
利点④ 指導に実績と指導を持った指導者が多い
自分で独立して開校するとなれば、今まで実績を積み重ね、自分の指導スタイルに自信を持っていなければできないことです。
大手塾でしたらすでに若手を育てたり、運営側に回る年齢の人たちが、ベテランとして指導するのですから、指導力は保証されています。
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利点は多くありますが、1人で指導しているため多くの生徒を指導することはできません。
自然と少人数指導となります。
「学習塾はどこがいいのかわからないから、とりあえず大手が安心」という考え方は、お子様の学力向上のチャンスを逃していると思います。
学習塾に関しては、個人塾がおすすめですし、私のように1人で指導している塾には多くのメリットがあります。
学習塾を探される際の参考にしていただけますと幸いです。