塾の風景子育て、保護者向け学力アップ心を磨く目標

自分にとって最善の道を選択する力を育てるのにテスト期間中は最高の演習期間である

厚別南中生にとっては

テスト2日前を迎えました。

この時期に全く勉強しないという人はいないでしょう。

実際に今日も塾の自習室は

中学生で盛況状態です。

北野立志塾の中2・中3は

道コンの平均偏差値が60を超えていますが

このくらいの学力の子たちは

自分の意志で机に向かうことができるようになっています。

つまり

自主自立の精神が育っているので

自分の目標を達成させるために

今何をすることが最善の選択であるかを

的確に決め

行動に移すことができます。

学力を伸ばすことにとって

最大のマイナス要因は

「他人への極度の依存」です。

「塾の先生がなんとかしてくれる」

「自分の成績が上がらないのは学校の先生の教え方が下手だから」

「お母さんが勉強しろとうるさいから勉強する気がなくなった」

これらの言い訳が出てくるようになったら

自分の人生を完全に他の人に依存している状態になっています。

自分の成績は

最後は自分で何とかするしかないのです。

でも

これを読まれた方は

こう思ったかもしれません。

「じゃあ、学力を伸ばすために塾に通わせているのに

塾の先生は何もしてくれないのですか??」

笑笑

「何もしない」とは一言も言っていません。

塾の先生を大いに利用すればいいのです。

本人の考え方をどのように持つのかによります。

おそらく成果を出しているきたのっ子たちの多くは

自分の意志で勉強する中で

わからないところがあったら

自分の意志で

「ここ、わからないから先生に質問して解決しよう」

と決めています。

一方

成績が伸びない子たちは

宿題やプリントのチェックの際に

進んで私に質問しません。

例えば

演習プリントの添削をする際に

私から

「何か質問ある??」

と聞きます。

すると

「ありません」

と答えるわけですが

添削を進めてみると

結構できていないところが多いのです。

そこで、間違えている問題を指して

「この問題、自分で解決できたかい??」

と尋ねます。

そうすると

なんと!

「いや、解決できていません」

と答えるではありませんか。

自分の意志で問題解決をしようとせずに

心のどこかでは

「塾に通っていればなんとかなるだろう」という

甘え腐った考え方を持っている状態が

他人への極度の依存状態なのです。

私は

目の前の問題をどのくらい理解しているのかも大切にしますが

その問題を解決しようとする意欲も見ております。

意地悪おじさんですね苦笑

しかし

自分の弱点を解決するぞ!という強い思いがなければ

学力は伸びません。

自分の人生

自分の意志で何事も決断していくという自己責任力を育てることが大切です。

テスト期間中は

比較的勉強に意識が向きやすい時期ですから

この期間を利用して

「面倒な勉強」に自分を追い込む選択を重ねることで

自主性が育ちます。

テスト勉強期間中は

学力だけではなく

人間的にも大きく成長させてくれるのです。

私は

テスト対策を通して

学力を育てながら

きたのっ子たちの自主性も育て

高校進学以降の学習の一助になればいいなと思っております。

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