勉強方法は大事だが…
自分の学力が伸びない
我が子の学力が伸びない
成績が下がる一方だ
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このように悩む人は多くいます。
悩まない人はほとんどいないでしょう。
私も塾講師である前に2児の父です。
学校のテストや模試の結果を見て
色々と問題意識を持っています。
不安や心配はつきものです。
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ただ
学力が伸びていない時に
「勉強方法が悪いのでしょうか」
とすぐに方法論について問題意識を持たれる方が多くいます。
私もご相談をいただくことが多くありますが
その半分以上は
まず「勉強方法に問題がありますか」と切り出されます。
方法論は大事です。
間違えた学習方法で取り組むと
学力が伸びるどころか
間違えた知識を身につけかねませんから。
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しかし
学力が伸びていない子たちの多くが抱える問題は
方法論ではありません。
学習量の問題です。
そして
学習量の問題は
学習に対する考え方の問題です。
学習に対して前向きな姿勢を持っていれば
しっかり机に向かうようになります。
できるようになるまで取り組むようになります。
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「マインド(考え方)」
「ノウハウ(知識)」
「スキル(技術)」
この3つの中で一番重要なのは
「マインド」です。
勉強しようと決め
「絶対にできるようになるまで取り組むんだ」
という気持ちを持っていれば
できるようになるまで取り組み続けます。
本人が試行錯誤を重ねながら
効率のいい学習方法を自分で見つけられるようになります。
もちろん、私も学習方法はアドバイスしますが
自分で試行錯誤するところに意味があります。
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学習への考え方は
そう簡単に変えることができません。
一生懸命学習する子達や指導者の考え方に継続して触れることで
徐々に築かれていくものです。
お子様が学習面での目標を持ち
実際に学習に取り組み
自分で問題点を明確にしながら
さらに弱点を克服していくことで
最終的に成績が上がるものなのです。
「待つ教育」
これも大切な教育方法です。