子育て、保護者向け学力アップ

ChatGPTを使って感じたこと

すでに世の中にChatGPTが出現してから数ヶ月が経過しました。

色々なところでChatGPTについての話題を見聞きするようになりました。

私もちょっと興味があり

塾のホームページに書かれている私の塾長挨拶文を要約してもらったり、

小学生にもわかるように書き直してもらったりして遊んでみました。

結構精度が高かったなぁという印象でした。

YouTubeにて著名な方々がChat GPTを使って色々なことをされていて

AIの進化が着実に進んでいることを感じました。

ただ

You Tubeである方が

「読み、書き、計算なんて学校で学ばなくてもいいんじゃないですか」

「大切なのは好奇心ですよ」

とおっしゃっていました。

大学でも教鞭を取られており

本も多く出版されている方ですから

その言葉には重みを感じます。

が、しかし!

しかしながら!

本当に勉強することが必要なくなるのでしょうか?

私はこの議論が出るたびに疑問に思うのです。

Chat GPTも現段階では道具の1つにしかすぎず

それを使う人のレベルによって

でき上がるものも変わってくると思うのです。

まず、大切なのは

Chat GPTを使って何をしたいのか?

何をクリエイトしたいのか?

その部分が大切です。

創造力が求められます。

次に

目指すゴールに向けて

ChatGPTが最短距離になるのかどうか

その点を吟味する必要があります。

100m先のコンビニに行きたいんだ。

だから、車庫から車を出して行ってくるよ〜

こんな本末転倒な使い方にならないようにするために

やはり使う側の人間自身にも

状況を見聞きし

選択肢を挙げ

判断し

実行する精度を高める必要があります。

その根本の思考力を育てる「種」に当たるのが

読み・書き・計算だと思うのです。

頭に知識のない人から好奇心など生まれませんよ。

好奇心を芽生えさせる「種」がないのですから。

また

暗記の部類に入るその他の知識にも触れていく必要はあります。

ですから

小中学校で学習する「教科教育」を否定してしまうことには疑問を持っております。

AIが進化するこの先の社会ですが

人が社会で活躍するために必要とされる核の部分は

それほど大きな変化はないのではないでしょうか。

勉強し続け

自分自身の価値をアップデートし続けることは

時代を超えても

年代を問わず

大切なことだと思いました。

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