小学校時代から塾で英語を学習すべきです
もうすでに塾に通われている方にとっては
「何を今さら…」
という記事だと思います。
申し訳ございません汗
ただ
情報発信は大切ですし
すでに通塾されている方にとっては
「通わせておいてよかった!」と安心していただけると思いますので
記事にまとめておきます。
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先週の木曜日
午前中に札幌駅周辺で用を足していました。
午前中は道コンさんのセミナーを聞きに行き
昼頃にはiワーク・練テキや学力テストでお馴染みの育伸社さんの教材展示会に足を運びました。
育伸社さんの教材展示会には
塾内留学でお世話になっている社長さんがお見えだったので
情報交換をさせていただきました。
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繋がりのない2箇所で共通の話題になったのが
「英語に親しみを持つために必要なこと」でした。
さあ、皆さん
英語に親しみを持つために必要なこととは何でしょう??
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それは
「小学時代から塾で英語を学習すること」です。
まずは道コンさんのセミナーで伺ったお話です。
道コンを会場受験している中学生にアンケートをとったところ
小学生の頃、塾や英会話教室で英語に取り組んでいた子のうち
65%が「英語は易しい」と感じていたそうです。
一方
小学校の頃、英語に取り組んでいなかった子のうち
26%が「英語は易しい」と感じていたそうです。
逆に74%の子は「英語は難しい」と感じていたんですね。
中学校生活の導入で英語に対してどのような感情を抱くかというのは
その後の英語の学力を高める上では重要な要素です。
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一方
塾内留学の社長さんとお話しした時に話題になったのが
共通テストの英語の内容です。
共通テストになってからは
コテコテの文法問題は姿を消し
中学レベルに毛の生えたような文法レベルの文章を
多く読ませる問題になりました。
社長さん曰く
「あのレベルの長文であれば
小学校時代からコツコツ英語に触れて
『英語がわかる』
『英語が大好き』
という思いになっていれば
十分に乗り越えられる内容ですよね。
しかし
英語に苦手意識を持ってしまったら
あの長文は苦痛でしかないですね」
とおっしゃっていました。
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英語を好きになっておく。
英語に苦手意識を持たせないようにする。
大学入試までずっと付き合っていく英語という教科を
しっかり攻略しておくことは大事です。
では
なぜこのようなことが話題になりやすいのでしょうか?
それは
現在の中学生の英語力の二極化が背景にあるからでしょう。
指導要領が改定される前は
中1の三単現のSが出てくる2学期あたりで
徐々に英語の得意・不得意の篩にかけられていました。
しかし
指導要領の改定後は
中1の6月の定期テストで学力の差が大きくなってきました。
初めから「be動詞」「一般動詞」「助動詞 can」が出てくるからです。
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長年中学生を対象に英語を指導していれば
導入で英語に躓かないコツは
アレしかないと断言できます。
アレとは??
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be動詞と一般動詞の識別と活用の区別
全国の学習塾の先生が頷かれるでしょう。
私はこの部分に相当注力します。
でも
今の中1英語の導入は
「be動詞と一般動詞と助動詞can」が同時に出てくるのです。
しかも一番初めのUnitで。
中学校から英語を始めた子に対して
「英語は大変難しい教科なんだよ」
ということを教えんばかりのカリキュラムです。
ここでカリキュラムについて論じても仕方がないので、これ以上深入りしません。
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中学英語導入をスムーズに乗り切る唯一の方法は
小学時代から文法を元にした学習に触れておくということです。
簡単な図にまとめると
今の小学校と中学校で学習する英文法はこんな感じです。
↓↓↓
私が理想としている英文法学習はこんな感じです。
↓↓↓
スモールステップで子供たちに英文法を教えていけば
しっかり理解できるわけです。
実際にこの方式で
小学校から英語を学習してきた子たちには
英語を苦手と感じる子がほとんどいません。
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本物の英語を身につけさせるために
発音のいいネイティブに習わせたい。
英会話ができなければ意味がない。
だから英会話教室に通わせる。
そのこと自体はとても尊いことですが
中学・高校にて英語を学習する上で
最低限の英文法を使いこなせるようになることは
とても大事なことではないでしょうか。
なんといっても
学校で学習する時間のほうが圧倒的に長いのですから
学校の英語を理解できるようになったほうが
英語に親しみを持てるでしょう。