塾の風景学力アップ

北野立志塾が学テB直前の日曜日に特訓を行わない理由

今日は10月8日日曜日

北野立志塾は今日と明日はお休みです。

とはいえ

中3きたのっ子たちには

「質問があればいつでもお母さんのLINEから質問してちょうだい」

と伝えてあります。

今週の木曜日に学力テスト総合Bが控えていますから

この連休もそれなりに勉強することでしょう。

私は2015年の開校以来

10月の連休に学テB対策をしたことがありません。

する必要がないと思っているからしないのです。

一方

今日の午前中

ちょっと塾生にお届けものをする用事があったので

ある大手塾の前を通ったら

自転車がずらりと並んでいました。

おぉ!!

こちらの塾は特訓をしているんだなぁー。

私がきたのっ子たちを塾に呼んで

学テB対策をしない理由は

一つ

学力テストの点数は内申点に影響しない。

つまり

入試に直接関係しないから。

一つ

北野立志塾では

8月から11月の3ヶ月間に渡り

毎週土曜日に学テ対策の答案作成練習会を行っており

ロングランでコツコツ対策しているから。

一つ

学テ対策こそ入試対策の一環であり

日頃の積み重ねが大切であるから。

直前で焦って対策をしても

それほど効果はないでしょう。

今仮に直前対策と称して頭の中に知識を詰め込んだとして

入試の時期には忘れてしまうでしょう。

そのような短期集中型の学習方法をしたところで

入試本番には生かされないのです。

学テ対策は

入試で力を発揮するためのものであり

学力向上の王道である「できない」を「できる」にするという行動を

日頃から積み重ねることで効果が出てくるものなのです。

一方

定期テスト対策はしっかり直前対策を立てます。

内申点に影響しますから。

勉強マラソンを通してしっかり勉強してもらいます。

与えることばかりでは人は育たない

授業を行うだけ学力が伸びる

アドバイスを一方的にたくさん与えれば学力が伸びる

テキストや課題をたくさん与えれば学力が伸びる

世のお母さん方には

このようにお考えの方がいらっしゃると思います。

しかし

私は全くそのように考えません。

むしろ

自主性が損なわれて自分で考える力が育ちません。

学力は

与えられた分だけ身につくものですか??

学力とは

知識と思考の両輪で機能するものだし

その土台に「意欲」が育たなければ

知識すら育たないのです。

思考力は

自ら考える中から芽生えるものです。

今の自分の状況や周りの状況に満たされないものがあるから

試行錯誤・創意工夫をして

より良い自分や環境を手に入れるものですよね?

だから

一方的に授業を受けるだけでは思考力は育たず

自分から進んで学ぶ時間(自学)の中で

目の前にある問題にじっくりと向き合う中で

徐々に育ってくるものなのです。

私は

きたのっ子たちが塾を卒業し

高校に入学した後も

自分の力で学ぶべきときにしっかり勉強できる子を育てたい。

だから

与えるばかりの対応はしません。

以前、卒塾生のお母さんから

「北野を卒業した子たちは

高校のテスト勉強の時期に

長時間勉強することには慣らされているわよね」

とおっしゃっていました。

自分の意志でしっかり勉強する子を育てる。

その姿勢に慣れている子は

社会人になってからも

自分の意志で行動し続けられます。

学テB対策に向けた塾の方針

こんな感じです。

来週の日曜日からは

青葉・信濃中の子達の勉強マラソンが始まります。

定期テスト対策はしっかり応援します。

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