歴史の暗記方法論争
社会の歴史では
多くの知識を覚えます。
その中で
歴史に関しては
時系列で覚えることが多くなります。
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学校の社会の先生は
「年号で丸暗記するなよ〜
教科書をしっかり読んで
『歴史の流れ』を把握して覚えろよ〜」
とおっしゃいます。
もちろん理想的な暗記方法です。
その方が
物事の因果関係を一緒に覚えられますから
忘れにくくなるんですよね。
「知識のチャンク化」といいます。
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例えば
1917年にロシア革命が勃発した。
日本をはじめとする列強諸国は、社会主義革命の拡大をおそれ、シベリアに兵を送った。
すると、シベリアに送られた兵に送る米を政府が確保に走るだろうと予測した米問屋が、米の買い占めや売り惜しみをした結果、米価が高騰した。
その不満が富山県の主婦によって爆発して全国に広まった(米騒動)。
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出来事と出来事の間に因果関係がある近代史なら
物語風に記憶できるのですが
古代になるとなかなか難しいですよね。
そこで
年号を覚えてある程度の知識を定着させるという方法が用いられます。
しかし
これはいわゆる「丸暗記」と言われ
プロの皆様からは好まれません。
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北野の場合
両方を意識して知識を入れていけばいいじゃないかいと思います。
中2の頃の北野少年は
社会のテストは毎回100点でした。
自慢じゃないですよ苦笑
一応中学社会と高校地歴の教員免許も持っています。
そんな私の歴史の覚え方は
年号先行型でした。
645年大化の改新
672年壬申の乱
701年大宝律令
その後に出来事間の因果関係を覚えていきました。
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得意な方から知識を構築すればいいと思うんです。
別の例で言えば
小学5年の算数で学習する速さ。
よくこの図を書きますね。

これは長い間論争が続いています。
本質的な理解にはつながらないからです。
でも
これも柔軟に考えればいいのになと思います。
この表を使えるようになって
面白いなぁと思うようになってから
単位量あたりの考え方を植え込んでもいいのです。
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最終的に「使える知識」になれば
文句をいう必要がないですね。