人は思い描く以上の結果を得ることはできない
これは真理です。
学習面
スポーツ面
社会生活面
あらゆることに対して言えることでしょう。
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例えばこんなことがありました。
「北野先生は忙しそうだから質問しにくいです」
そんなことを言われました。
まあ、よく言われのですが…
そこで
多くの子たちが来る時間帯に
わざと質問時間を設けたのです。
「ここの時間帯は確実に質問できるからな〜」
すると
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誰1人として質問に来ないではないですか!!!
そんなものなのです。
私は初めからわかっていました。
改めて真理を確認したまでです。
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でも
今このように思いませんでしたか?
「先生の方から歩み寄って
わからないところをしっかり解決できるようにするのが
プロってものなのではないですか???」
確かに
目の前のテスト結果だけを求めて
このように行動すれば
直近のテストでは結果を出せるかもしれませんね。
でもね
高校入試
高校進学後
大学入試
後のことを考えたら
このような行動に出るのは
かえって害を与えるだけです。
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その子の中に潜んでいる
「●●高校に行きたい」
「今度のテストで430点を取りたい」
「Aさんには勝ちたい」
いろんな願望が結晶化することで
学習という具体的な行動へと駆り立てられるのです。
まずは
その思いを育てることです。
そして
願望を手に入れるためには
自ら進んで行動することが大切であるということを
同時に教えていかなければなりません。
だから
私は簡単に動きません。
きたのっ子たちの現状を見守っています。
「あなたの方から質問に来なさい」
「あなたの方からプリントを求めに来なさい」
もちろん全てにおいて待ちの姿勢というわけではありません。
気持ちにスイッチが入った時に加速できるだけの
最低限の学力は身につけておく必要がありますから
最低限の宿題は出します。
最低限のアドバイスもします。
しかし
全てを与えるようなことはしません。
自ら掴みに行け!!
子どもたちが持っている自主性を
周りにいる大人が信じてあげなければ
子どもの依存心を育ててしまう結果となるのです。
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成績を伸ばす子達は
授業中でも私の様子を窺って
質問に来ますし
プリントを求めにきます。
この点においては
性格など関係ありません。
学力を伸ばしたいか?
わからないところを克服したいか?
この思いの強さだけが
行動へと駆り立ててくれるものです。
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「どのように勉強するのか」という方法はもちろん大切ですが
それ以上に
「どのようになりたいか」という思いの部分は
根本的に大事なのです。