やる気が起こらない理由
親であれば
誰でも我が子に一生懸命に勉強してほしいものです。
しかし
親の心 子知らず
なかなか親の思いは通じないものです・・・
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我が子の学習への意欲が起こらない時には
冷静に状況分析をすることが大切です。
学習だけではなく
全ての分野に当てはまります。
やる気が起こらない理由
- 学習をすることの意義・目的が不明確である
- 学習以外に夢中になるものがある
- 学習以外に悩みや不安を抱えている
- 自分自身の力に対し大きな不安を抱えている
1つずつ見ていきましょう。
学習をすることの意義・目的が不明確である。
なぜ勉強することが大切なのか?
自分自身に大きなメリットがなければ、行動できないですよね。
夢の実現
学歴社会で優位に立てる
多くの人たちのお役に立てる
理由は人それぞれでいいと思いますが
意義・目的を見出さないと、行動に移らないでしょう。
親子間で冷静に話し合いを重ねることが大切です。
学習以外に夢中になるものがある
部活動、お稽古事・・・
ゲーム、恋愛もそうでしょう。
部活動やお稽古事の場合
高校に行ってからもそれらを続けたいから
志望校に入学するために勉強を頑張るという事例はあります。
しかし
学習することによって得られる利益よりも
目の前の楽しみを優先してしまう思考にハマっている状態だったら
学習に意識を向けさせるのは容易ではありません。
学習以外に悩みや不安を抱えている
この事例の最たるものは
学校でいじめに遭っているというものでしょう。
友人とうまく行っていない
親子の人間関係がうまくいっていないことも
これに結びつくことがあります。
両親の夫婦喧嘩が絶えなかったり
離婚の危機に瀕しているという状況も
これに結びつきやすいです。
心が常に不安に駆られている状況では
安心して自分自身のことに向き合うことはできません。
まずは
不安に駆られているという気持ちを理解し
寄り添ってあげることが大切です。
自分自身の力に対し大きな不安を抱えている
人は誰でも
「頑張っても無理だよ」ということには
なかなか挑戦できないものです。
自信を失っているときに
一歩を踏み出すことは容易なことではありません。
ただ
「頑張っても無理だよ」というのは
本人の思い込みによることが多いものです。
このようなメンタリティーになっていたら
プロの力を借りた方が良いでしょう。
お母さんが背中を押し、励まして差し上げるのはいいのですが
お子様が
「母さんが『大丈夫だ』という根拠がわからない」
などと言われたら
次の一言に困ってしまいますよね・・・
塾や家庭教師の先生と話し合いながら
本人にとってがんばれる目標を立てて
スモールステップで課題を克服して行くというのがいいでしょう。
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大切なことは
まず、じっくりお話を聞くというのが大切です。
ただひたすらに
「勉強しなさい!」だけでは
解決には結びつかないものです。