子育て、保護者向け学力アップ

学習面における性別による違い

ジェンダーの平等が大切にされている昨今

性別による違いという観点でお話するのは

批判を浴びてしまうかもしれませんが

長年教育に携わっている中で

どうしても性別による違いの存在を感じてしまうので

敢えて記述してみます。

まず、男の子

多くの男の子が

「熱しやすく冷めやすい」

という傾向をもっています。

定期テスト直前の集中力が研ぎ澄まされています。

中3の9月以降の受験期に入ってからは

男子の集中力は爆発します!

一気に学力を高めるのも男の子に多いです。

体力も結構ありますから

長時間勉強してもヘコタレないですね。

一方

必要性を感じない時には

一気に学習から意識が遠のきます。

勉強することが大切なのはわかっているけれど

「今、俺の興味はここにねぇし〜」

みたいな感じです。

一言で言えば「飽きっぽい」のです。

男の子の場合は好奇心が外に向きやすいですから

「勉強」という自分自身との闘いには

必要性を感じない限り燃えにくいのでしょうね・・

次に女の子

女の子の持ち味は

「継続力」でしょう。

一度習慣付くと3日坊主になることが少ないです。

小6や中1の子でも

1日3〜4時間の学習習慣が身に付いたら

テスト期間でなくても取り組みます。

きたのっ子でもそのような子が多くいます。

ただ

テスト直前などの追い込み力は

男の子には及びません。

体力的なものもあるのでしょう。

小中学生の時期は

女の子の方が精神的な成長が早いので

小学校高学年になったら

女の子の方が勉強に向かう割合が多いです。

小学校高学年の男子は

まだまだ外で思いっきり遊んだりゲームに夢中になったりしている頃です。

なぜこのような違いがあるのでしょうか?

それは遺伝子レベルのお話になると思います。

以前NHKで

縄文時代以前の人間の生活が現代人まで遺伝子レベルで繋がっているという話題でした。

男性は基本的に狩猟に出かけますね。

危険を省みずに獲物に突進していきます。

女性は男性が捕まえてくる獲物をさばき

集落で分配し、煮炊きするわけです。

男性は狩猟の際に一瞬の極めて高い集中力を駆使します。

この集中力を日常的に発揮していたら身が持ちませんね。

女性は集落の生活を永続的に営んでいかなければなりません。

食料がある時もない時も生活を営むわけです。

安定的に継続的に今の生活を守る術を考えるのです。

文明社会が発達する以前の人類の歴史の方が圧倒的に長いわけですから

現代を生きる我々に性による違いがあることは

自然であると思うのです。

それが学習分野で「男の子」「女の子」に多く表れやすい傾向に繋がるのかなと思っています。

もちろん全員に当てはまるわけではないでしょう。

ただ少し意識してみると

結構面白いですよ。

では

小学校高学年から中学生にかけて

男の子と女の子はそれぞれ

どのようにして学習に向き合うのが良いのでしょうか?

まず

男の子は自分自身から学習に向かうのを待つのは

極めて難しいことでしょう。

「科学が好きで勉強に夢中になった」

「昆虫が大好きだから理科にのめり込んだ」

そういう学者肌の子は別として

体を動かすことが大好きな子に勉強に向かうのを待つのは難しいことです。

ここは第3者の力を使うのが良いでしょう。

学習塾や家庭教師の出番です。

女の子はいかがでしょう?

女の子の持ち味は「継続力」です。

精神的な成長が男子よりも早いです。

勉強の大切さにも早くに気づくようになります。

やはり

早めに学習塾や家庭教師の力を利用して

継続力を生かして学習する環境を与えることが得策です。

男子が集中力を駆使して学力を高めてくる前に

アドバンテージを作っておくのです。

「結局、学習塾をお勧めする記事か〜い!」

そうなってしまいましたね汗

お許しください苦笑

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