夢日誌の効用とは??
北野立志塾で小4〜中3に取り入れている夢日誌
北野立志塾での教育における柱の一つです。
授業開始直後に
毎日書かれているか確認しています。
そして、
宿題などをメモするのも
この夢日誌です。
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夢日誌で大切にしているのは
「今日やること」です。
中学生版は「To do List」です。
ここは、「今日取り組んだこと」ではないのです。
あくまでも「今日やること」です。
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人は自分自身にとって価値あることを達成させることで、大きな満足を得ることができます。
そのためには、
「自分自身の人生の舵取りを自分の責任で行う」
という自己責任の姿勢を育てることが大切になります。
例えば、
札幌南高校に行くために今できることは
もちろん勉強です。
できない問題を克服させるためにその単元を勉強して解決することが
今やるべきことになります。
これは、自分自身でコントロールできます。
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一方、今日の天気は自分自身でコントロールできません。
コントロールできないことに敏感に反応しすぎても
自分自身の人生は好転しません。
また、他人と過去を変えることはできません。
あまりうまくいっていない人間関係に焦点を合わせすぎても
憂鬱になるだけです。
自分のコントロールできる領域に集中し
自分の能力を開発し
人生を好転させる。
夢日誌を毎日つけ続ける意義は、ここにあります。
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夢日誌を見ると
しっかり書いている子
適当に書いている子
それぞれです。
適当に書いている子には、それなりに指摘しますが
あまり強制させるのも問題があります。
大事なことは
「強制的に全てをびっしり埋めさせる」ことよりも
「自発的に半分ほど埋めてもらう」ことです。
こちらの方が、大きな効力があります。
何事も、やらされ感覚で取り組ませても身につかないですよね?
初めは、とりあえず少しでも書いてもらいます。
しかし、
ある瞬間に、「たくさん書いてみよう」という気になる時がきます。
その瞬間が訪れるように、私は日々色々なお話をしながら夢日誌の大切さを語ります。
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多くの子たちがしっかり書き始めるのは
中学生になって定期テストを迎えた時です。
今日やるべき勉強を列挙して
勉強が終了したら
一つひとつチェックを入れて達成感を味わう
これを重ねていくごとに
自分自身のコントロール領域が増大し
自分の人生を、自分自身で舵取りしている感覚を身につけることができます。
高校入試の受験勉強の際には
みんなびっしり書いていますよ。