【反抗期】過保護・過干渉の行く末
今日は
息子が岩見沢の方で開かれている陸上の記録会に参加しているため
残された家族は家でくつろいでいました。
幸いなことにファイターズのデーゲームがあったので
テレビで楽しんで見ていました。
残念な試合結果でしたが…
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家でくつろいでいる分
本を開く時間もそれなりにあったので
子育てに関する本を数冊読んでいました。
以前から色々な本を読んでいましたが
私自身が反抗期の子どもを育てた過程で
改めて専門家の方々の知識に触れると
今までとは違った響きを感じました。
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大前提として
子どもは「1人の人間である」ということです。
人格を持っていますから
当然、本人の願望や意志も存在するのです。
ですから
「他人を変えることはできない」という黄金ルールは
親子間でも存在することとなります。
ですから
親が我が子に
「こんな風に育ってほしいなぁ」
「⚪︎⚪︎高校に進学してほしいなぁ」
と思うことは自由なのですが
それを子どもに押し付けることはよくないことですし
最後は自分自身で考えさせることが大切です。
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反抗期を迎えたお子様が一番嫌がるのは
親からの指示・命令です。
いわゆる過干渉ですね。
反抗期とは「親離れ」の時期なのですから
親からの指示や命令には徹底的に反抗します。
「勉強しなさい」「早く学校に行きなさい」
などをガミガミ言っても従順に聞くわけがありません。
学校に早く行かないなら
一度学校に遅刻して先生に叱られればいいのです。
本人に失敗させて、そこから学ばせることも大切です。
我々親は
良かれと思って色々アドバイスしますが
「転ばぬさきの杖」を用意しすぎると
お子様は自分で考えることをしなくなるため
余計に自立から遠のきます。
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過保護も同様です。
自分自身で考えて行動すべきことでも
親があれこれ指示を出したり
手助けをしすぎたりすれば
お子様は親に頼りきります。
「頼る」ではなく「頼り切る」のです。
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過保護・過干渉が自立心を妨げるばかりではなく
思考力の成長も妨害してしまうので
学力もある一定以上は伸びません。
札幌南・札幌北高校に進学した子たちで
人間的に自立していない子を
私は見たことがありません。
その点において
学力の向上には、人間的な心の成長も大切だと思うのです。
なるべき自分自身に成長するためには
自立心・忍耐力などは最低限必要でしょう。