【人間の土台づくり】北野立志塾で育てたいもの
職種は塾講師ですが
極小ながら会社の経営をしているので
色々な方とお話しする機会があります。
とりわけ営業職や経営者とお話しすることが多いです。
社会で活躍されている方は
比較的高い学歴を持っておられる方が多いですが
皆さんが
「札幌南」「札幌北」
「東京大学」「京都大学」
を卒業されているというわけではありません。
高卒で起業されている方にも出会ってきました。
社会で活躍されている方は何を身につけているのでしょうか??
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自分の意志で自分の人生の方向性を決めている
やると決めたら結果が出るまでやり抜く
このような要素を持っておられます。
苦しい時期も経験されています。
試行錯誤しながら現状を打破して
一定の成果を収められているわけです。
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中学生も同じです。
自分自身を見つめて
自分の願望を明確にして
それを叶えるために行動する。
これが習慣化すれば
行動力のある人になるでしょう。
一方
親の言う通りに動く
学校や塾の先生が敷いたレールの上を素直に進む
そこに自分の意志があれば問題ないですが
言われた通りにしか行動しないことが習慣化されれば
その先に自立した人生を見通すことは難しいでしょう。
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私が自立した子を育てるために心がけていること
それは
①願望の明確化
②PDCAの技術習得
になります。
①は言うまでもなく
志望校、次のテストの目標点や目標順位の明確化です。
これはそれほど難しくありません。
②の習得には時間がかかります。
Plan(計画)
Do(実行)
Check(検証)
Action(改善)
これらのことを100%本人ができれば
私の存在は必要ありません。
初めからできるわけではないので
私が面談を通して助言しながら
子どもたちが試行錯誤するのです。
北野立志塾には
子どもたちが自分の意志でPDCAをする空気があります。
中2や中3の先輩方が自習室で見せてくれています。
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親が必要以上にガミガミ言いすぎたり
失敗を回避させようと助け舟を出しすぎたりするのは
本人の自主性の芽を摘んでしまいます。
そこに本人の意志が見えなくなります。
適度な学力を身につけているに越したことはないのですが
本人の願望を明確にし
自分の意志で未来を決めて行動する力を育てることの方が
大切だと思っております。
きたのっ子たちの中で
大きく学力を伸ばす子たちがいるのは
決して北野立志塾のシステムで伸びているのではなく
自分の意志で行動し
現状の問題点を改善するために誰よりも努力している
本人の学習に臨む心構えがそうさせているのです。
大手塾のように
膨大な宿題を出して
PDCAを考えさせずにひたすら課題に取り組ませる先には
自主性を身につけた子は育ちません。