【根本を育てる】小手先のシステムで子供は変わらない
大昔
中国のとても偉い思想家荀子が
学ぶ目的を
このように言いました。
まず1つ目。
窮して苦しまず
憂ひて心衰へず
禍福終始を知りて惑はざるが為なり
学問とは
困窮しても苦しまないために
心配事が多くても気力が衰えないようにするために
物事の道理を知って迷わないために行うものだ。
長い人生を生き抜いていくための知恵を身につけるためですね。
もう1つ。
自ら靖んじ
自ら献ずる
自分の心を穏やかに保つことができる人は
世のため人のために自分を尽くすことができる。
長い人生を幸せに生き抜いていくためには
自分自身のことについては自分が責任をとる
全ては自分次第という考えを育て
自分のできることを精一杯取り組むという姿勢を身につけることが大切です。
私のような教育者は
子どもたちに伝えられることは
この世の中の真理です。
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学力的に輝いているきたのっ子たちでも
どんなに努力をしても
時には自分の思い通りにことが進まないことがあります。
そんな時に
現状を嘆きすぎず
今抱えている課題を見つめ
一生懸命解決しようと努力し続けるのです。
その先に
一回り強く大きくなった自分自身と出会うことができるんですよね。
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受験テクニックはそれほどありません。
むしろ
受験変革期の今
「精鋭講師陣で練りに練られた
公立高校合格に対応したテキストとカリキュラム」
を頼りにすることよりも
根本的な粘り強さと思考力を育てることの方が
高校入試のみならず
人生全般に、大いに役立つのではないか
そう考えるのは
私だけでしょうか。