教育は流通産業とは異なる
個人塾のお話しです。
北野立志塾を選んで通わせてくださる方には
一定数の「個人塾希望」の方がおられます。
上から目線的な物言いで申し訳ございませんが
本当によくわかっていらっしゃる!
そう思うのです。
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ここ30年の世の中の産業を見ると
流通産業は
大手スーパーやコンビニがあらゆる地域に展開し
地元の小売店を淘汰させてしまいました。
現在個人で営まれている商店の方は
本当に地域に根差した愛されているお店作りをされているんだなぁと尊敬しております。
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話は横道に逸れましたが
教育において
大手塾の何がメリットなのでしょう。
とりあえず名が知れているから。
多くの子たちが通っているから情報も豊富だろう。
名が知れていて多くの子たちが通っているから
悪くはないでしょう・・・的な発想でしょうか。
物を扱う流通産業と
人を育てる教育産業とでは
発想が同じであってはならないと思うのです。
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人は十人十色です。
また
色々な人が集まれば集団の空気感も変わります。
そんな状況の中で臨機応変に対応できる柔軟さが必要です。
本部からの指示のものカリキュラムに沿った対応に注力する大手塾
自由度は限られてきます。
私が塾を大きくしたくない理由はここにあります。
私が対応できる人数に絞り
ある程度の状況に対応できるようにしたいのです。
あらゆる状況において決定権は私にあります。
学校の進み方が教科書の順番から逸脱しても
すぐに対応します。
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また
教育は1・2年という短期間で効果が見られるものではありません。
小学生の頃から長く接することで
お子様の考え方の特徴、改善点などが見えてくるものです。
北野立志塾には異動がありません。
講師は私1人なのでお子様の5教科の状況を全て私が把握しています。
お子様の状況に沿って
テスト対策のアドバイスが細かく変わってきます。
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情報の点については
この情報社会において
それほどの情報格差はないでしょう。
大手塾は
幹部クラスの方が道コンの説明会や各私立高校の説明会に足を運んでいるでしょうが
その点においては私も変わりません。
私自身は東京の大手塾からの情報も得ています。
情報ソースは大手塾も個人塾もそれほど変わりはないでしょう。
むしろ
大手塾は幹部から教室の講師の末端まで確実に情報が届いているのか・・・
きっと届いているのでしょう笑笑
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長所ばかり書いたら信ぴょう性が薄れるので
短所を記載しておきます。
短所は私との相性という要素で限定されてしまうことだと思います。
大手塾に通えば色々な先生と出会うことができます。
異動もありますから
「今年の先生はちょっと合わないなぁー」と思っても
来年は違う先生に当たる可能性があります。
しかし
北野立志塾は私1人
求める目標に対して取り組む行動の熱量には厳しいと思います。
厳しい目を持っているからこそ
きたのっ子中学生たちは頑張る時に頑張る心構えを持っていると思います。
もちろん私1人の力ではなく
ほとんどはきたのっ子たちの向上心が醸し出す教室の空気なのですが
少しばかりは私の影響力はあるでしょう。
向上心のない子には
ただの「辛い場所」にしか映らないでしょう。
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私は
教育ほど地域に根ざした展開が大切だと思います。
本物の教育を行おうとすればするほど
規模を大きくするのは難しいのですよね。