話の聞き方と学力ってとても関係あるよ
今、中1に
「テストの点数だけで通知表の点数が決まるわけではない」
というお話をしました。
当然テストの点数が基本的に重視されるわけで
テストで60点を獲得した子が
通知表で5をもらえるわけではありません。
しかし
過去には同じテストで
80点で5をもらい
90点で4をもらった子たちがいました。
5をもらっている子は
提出物・授業中の話の聞き方が素晴らしいんですよ。
少なくとも塾ではそうです。
一方、90点で4をもらってしまう子は
宿題は忘れる、テキストを忘れる、提出物は出さない
塾でもそんな姿勢が垣間見えますから
学校ではなおさらそうなのでしょう。
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日頃から授業で先生の話をしっかり聞く子は
学力が高いです。
授業中の先生のお話をしっかり受け止めていますから
その分学力は伸びていきます。
一方
日頃話を聞き漏らしやすい子は
それが学力にも反映されています。
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ちなみに
北野は生徒たちのどのような点で
話の聞く力を見ているか
それは
①宿題の指示の聞き取りレベル
②授業中の私からの指示に対する反応のレベル
この2点です。
①に関して言えば
みんなはしっかり宿題を指示通りに取り組んでいるのに
1人だけ違うところを取り組んでいることがあります。
これは、その子の聞く力が育っていないと言うことですね。
②に関して言えば
私が出した指示に対して
取り組む問題が大きく違っているということが多く見られれば
聞く力が育っていないなぁと見てしまいます。
これらの力が育っている子は
学習量に対する成績上昇は相関しています。
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聞く力は大切です。
小さな頃から
会話する時にしっかりキャッチボールをしているか
こういう些細なことの積み重ねによって育つものです。
お子様がまだ小学生の方は
意識されてみるといいでしょう。
お子様がすでに中学生の方は
もう、本人の自覚によって直さなければならないでしょう。
この時点でご両親が口うるさく伝えても
そっぽを向くだけですから・・・
代わりに私が授業時に口酸っぱく伝えますね。