成績を伸ばすには学習量と自分自身の意思が必要
中1・中2生の学年末テストの返却時期です。
北野立志塾でも、テスト結果の報告が続いています。
点数が伸びた子、変わらない子、下がった子…
色々な子たちがいます。
ただ、現段階では学校の平均点が出ていないので、点数について分析するのは難しいところです。
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今回明らかに点数が伸びた子たちは、テストに対する行動が変わりました。
学習時間が格段に増えました。
さらに、自分の弱点を把握しているので、それを克服するために自分から積極的に行動を起こしていました。
塾の本棚にある教材を借りて問題を解く。
弱点克服システムのプリントを抽出してもらって解く。
そして、それらの量がとても多いのです。
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これは、人から言われてできる行動ではありません。
自分自身の意思が働いています。
試行錯誤しながらインプットし、アウトプットするからこそ結果が出るのです。
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私からは使用すべき教材を指示します。
基本的には以下のものがテスト対策の柱になります。
・学校ワーク
・学校の先生が配布したプリント
・塾で配布している教科書準拠テキスト
・演習としてメビウスのプリント
これらを集中して取り組めば学年1位も夢ではありません。
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あとは、どのくらいの精度で取り組むかが分かれ目になります。
学校の先生が配布したプリントは完璧に習得させたか。
学校ワークの問題を全て満点になるまで反復したか。
その精度の高さは、本人が目指している意識の高さに比例します。
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親や塾の先生がいくら「勉強しなさい」と言っても、また手取り足取り学習内容を指示したとしても、本人の心のうちから湧き出る思いが出てこなければ、意識は変えられません。
本人が学習面で何を望んでいるのか
どこの高校に行きたいのか
あの子の成績が上がったみたいだから自分も勉強を頑張ってみる
きっかけは様々ですが、最終的に本人のやる気に火がつくためにできることを考えることが望ましいでしょう。