小学生のうちに学習に対する自信を育てましょう
人によって勉強の得意・不得意の感覚に違いがあります。
ただ、それは本当にその子の持って生まれたものでしょうか。
私にはそうは思えません。
・
この春で塾講師歴22年になります。
1100人の子どもたちを指導してきました。
特に北野立志塾を開校してからは
8年間で120名ほどの塾生たちを私1人で指導してきました。
その指導経験の中で確信になったことがあります。
それは
どの子にも高い学力の芽が存在する
ということです。
・
それでも、その学力を開花させる子とさせきれない子がいます。
北野立志塾でも、入塾時にはそれほど高い学力を持っていなかった子が一生懸命に勉強した結果、とても高い学力を身につけて進学校に入学した子もいれば、もともと高い学力を身につけていましたが、その後学力を伸ばしきれなかった子もいます。
・
学力を開花させる方法はただ1つのことを意識するだけです。
それは
できるようになるまでやる!
これに尽きます。
・
・
学習の具体的な取り組みについてはシンプルですが
実際にはそれほど簡単ではありません。
なぜなら
「結果が出るまでやる!」と決断できないからです。
「自分にはそれほど勉強の才能がないのではないか…」
「それほど頑張れない」
色々な理由をつけて必要な学習量を取り組まなければ、やはり学力は身につきません。
・
・
挑戦しない子に共通することがあります。
それは、自分に対する自信を持っていないということです。
原因は2つあります。
1つは、小さな成功体験を積み重ねてきていないからです。
遊びでも習い事でもなんでもいいです。
取り組んだことをある一定のレベルまで自分で努力して仕上げることを積み重ねると、達成感を覚えるものです。
その達成感の積み重ねによって、「私はできる!」という確信に結びつきます。
保護者の方が注意しなければならないのは、必要以上の干渉です。
ある程度自分で何かをさせて、見守ることは大切です。
子どもは試行錯誤の末に何かを成し遂げると、大きな自信を得られるものです。
・
もう1つは、周りの人からの声かけです。
特に保護者の方からのお声かけは、お子様の自己肯定感に大きく影響します。
何かに挑戦して、達成できたら認めてあげること、達成できなければ「あなたは必ずできる」と励ましてあげることが大切です。
・
・
さて、学習に関しては、早いうちから学習に対する自信を育みたいところです。
学年を重ねると、学習内容が難しくなる一方です。
学習内容が易しくなることは決してありません。
学習内容が難しくなると、自分1人で挑戦しても辛く苦しく、挫折してしまう可能性が大きくなります。
子どもたちにとって大きな壁が現れる学年は、小学5年です。
1学期で学習する「小数の割り算」や「異分母の分数の加減」に始まり、2学期に訪れる「単位量あたり」「速さ」「割合」では、クラスの半分以上の子達が中途半端な習得状況で学びを終えて小6に進みます。
ここで、学習したことをしっかり定着させて小6に進級したいものです。
そのためには、遅くとも小5からは学習塾に通い始めることをお勧めします。
学校の学習で一度でも「難しい」「無理だ…」と心が折れてしまうと、それを立て直すのは大変です。
学習塾というもう一つの学び舎で定着させる機会を用意しておくことにより、「できない…」と思っていたことを「私はできた!」という達成感に変え、自信を育むことができます。
お子様の自分に対する自信は、生きる上で大切な「挑戦する力」の原動力です。