学習にプラスのイメージを植え付けよう
小学生のお子様には
①勉強ができるようになりたいから勉強頑張る!
という子がいる一方で
②勉強なんてやりたくない!
の一点張りの子もいます。
人それぞれですからね…
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しかし、
「勉強なんてできなくてもいいんだ!」
と心の底から思っている子はほとんどいません。
多くのお子様は
「勉強できるようになりたいなぁ」
と思っているのです。
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では
心の底では同じことを思っているのに
どうしてその後の考え方が変わってくるのでしょうか?
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それは
その子の学習に対して描かれているイメージの違いが原因です。
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選択理論心理学に「上質世界」という言葉があります。
心の中に描かれた、自分が求める世界のことです。
この「上質世界」に描かれていることを
人は実現しようとして行動します。
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学習に対して肯定的なイメージを描いている子は
多少辛くても机に向かいます。
・ママや先生に褒められる
・友達に一目置かれる
・自分自身に自信が持てる
・成長を感じられる
それらを実現したいので
困難にも挑戦するのです。
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一方
学習に対して否定的なイメージを描いている子は
勉強することに対する苦痛を強く想像してしまいます。
・この問題を解いても間違いだらけだよ…
・間違えた問題があったら母さんに叱られる…
・一度問題集を広げると、終わるまで窮屈な時間を過ごすんだよ…
おそらく勉強をやり遂げて褒められたり成長を感じたりする経験が乏しいため
学習に対して消極的・否定的なイメージしか思い浮かべることができないのでしょう。
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お子様の学習に対するイメージをプラスなものにするために
毎回コツコツ
・できたことを一緒に喜ぶ
・学力が身に付いたらどんないいことがあるのかをお話しする
これらのことを続けてみてはいかがでしょうか。
いきなり変化が起きることはありません。
毎日の積み重ねによってお子様の上質世界にプラスのイメージが描かれていきます。
低学年のお子様には
やはりお母さんが付き添って
励ましながら勉強に関わられるのがいいでしょう。
ガミガミ言いすぎると、学習に対してマイナスイメージを持ってしまいますので、注意が必要です。