環境が人を創る
各国の文化の違いによって
国民性に特色が生まれるように
各ご家庭の文化の違いによって
我々は一人ひとり特別な個性を持って社会に出ていきます。
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人は
繰り返し繰り返し触れた情報に
大きく影響されるものです。
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両親がスポーツ選手であれば
その子どももスポーツで活躍することが多々あります。
これは勉強においても似たケースはあります。
ただし、
多くの人はこれを「血統」で捉えるのですが
私は家庭の文化の違いでとらえます。
「血統」で言えば
私は農家の血を強く引いていますが
現在は全く畑違いの仕事をしています。
また
私の父は高卒、母は中卒ですが
私は大卒です。
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我が子が、勉強ができる子に育ってもらいたかったら
「勉強しなさい!!!」としつこく言うよりも
我が子の周りに上質な環境を用意することの方が
得策です。
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「勉強ができる子に育ってほしい」
そう思う方が
ゲームを無制限にさせる。
勉強したくない時にはさせない。
お子様が勉強している横でテレビをつける。
勉強机の上に漫画の本を並べさせる。
このようなことをするでしょうか?
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もし勉強ができる子に育ってほしいと願うならば
・毎日決められた時間に勉強する。
・毎日ゲームの時間を決める。
・新聞や本を読むことは当たり前にする。
・忘れ物をしないように確認させる。
・お手伝いをする。
このようなことを当たり前と思ってもらえるように
働きかけてみませんか。
私が今まで指導してきた塾生たちは
上記のことが当たり前になされています。
稀にゲームし放題でも学年1位だった子もいましたが
本当に稀です。
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小学校高学年になってから
「勉強しなさい!!!」と無理やり机に向かわせることは可能かもしれません。
「晩御飯抜きだよ!」
「お小遣いなしだからね!」
色々方法はあります。
しかし、これらの方法の先に待っているのは
親子間の信頼関係の崩壊と
お子様の自主性の欠落です。
親に付き従うお子様に育ってしまいます。
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スマホやゲームに関しては
親子間で話し合いをした上で
時間を決めて守ってもらう。
勉強がなぜ大切なのかを親子間で日頃から話し合う。
学習分野においてどのようなことを目標にするか
親子で共有する文化を小学生のうちから
少しずつ育てていくことは大事です。
中学生になってからでは
勉強に関して親子で会話することが難しくなってきますから…
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お子様を強引に変えることはできませんが
お子様の周りの環境をコーディネートすることは
できますよね。