環境に触れる経験の大切さ
北野立志塾の教育の根幹にあるのが
「やる気アップサポート」
どのようにしてやる気を出すの??
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①自分自身にとって価値ある目標を明確にする。
②「私はできる」という自信を育てる。
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これは、あらゆる状況において普遍的です。
しかし、
塾生になったらみんながみんな身につけられるのか??
それは、また難しい問題ですが
きたのっ子たちが自分の学力を伸ばしているのは
道コンの塾平均点と全道平均点の差を見ても明らかです。
また、
入塾時と比較して大きく伸ばしている子がいることからも
やる気アップサポートの効果は十分に出ています。


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「でも、私は(我が子は)何も変わっていない…」
それは、まだ先ほどの①と②のどちらかが育っていないからでしょう。
①と②の両方を手にしたら
一気にガツンと行動が変わりますよ!
それまで待つことも、また親の愛です。
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一方で
「3年間塾に通ったけれども変わらなかった…」
ほぼ全員が受験勉強の時には戦闘モードになっていますから
変わらなかったことはないのですが
万が一そのようなことがあったとしても
それを悲観することはないと思います。
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なぜなら
中学生の3年間では
自分自身にとって価値ある目標を見つけることができなかったけれども
その後の人生で価値ある目標を見つけたら
その時に一気に走り出せるようになりますよ。
少なくとも、
3年間塾に通い続けて毎回
「目標を明確にし紙に書き出そう!」
「目標に達成期日を書き込もう!」
そんなことを声に出して言っているのですから
きたのっ子卒塾生の潜在意識に
目標を持つことの大切さは染み渡っていますよ。
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教育には即効性も求められますが
「教育の涵養性」
すなわち
おでんの出汁が徐々に具に染み渡っていくかの如く
徐々にその子の意識を変えていくということが
本当に大事なのです。
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結果を求めるあまり
親の強烈な圧によって行動を駆り立てられ
私の強烈な圧によって「命令」をこなしていく
その先に自発的な行動を求めるのは困難です。
長い人生を生き抜くために必要なアプローチは
目の前のテストで結果を得るためにガミガミいうことでしょうか??
その後自分の心のうちから湧き出てくる願望を引き出すことでしょうか??
勉強するなと言っているのではありません。
必要最低限の勉強をさせることは大事ですから
私はきたのっ子たちに最低限の宿題を出しているわけです。
しかし、
目の前の成績を追い求めるために一から十まで全て指示を出すというアプローチが
最善の方法だとは決して思っていません。
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人はいつからでも変われます。
願望が自分の中にはっきりした時に
変わることができるのです。