きたのっ子小中学生で学力を上げたいと思っている子がまず実践できることは???
よく保護者の方からメールをいただきます。
「うちの子、勉強の仕方がわかっていないみたいで…」
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気持ちはとてもわかりますよ。
やり方がまずいのではないかっていうことですよね。
そして、その「やり方」を塾の方でしっかり指導してくださいという思いが
このコメントの裏側から伝わってきます。
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はっきり言います。
お子様は、
やり方がうまくいかなくて学力が伸びないのではありません。
①期日まで「やって」と言っていることをやらない。
②できない問題をできるようになるまで反復していない。
③そもそも丸つけすらしない。
④わからないことがあってもそのままにしている。
私が口酸っぱく授業で伝えていることを実践していませんから。
やり方以前の問題なんですよね、大概。
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以前、このような記事をブログにアップしたら
その月のうちに退塾された方がおられましたが笑
学ぶ側の心構えが変わらなければ、塾を変えても同じ結果だと思うので、
私の関わる術は、もうないですね。
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それは、さておき
北野立志塾のシステムの中で
学力を伸ばしていく子たちに共通することがあります。
それは??
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宿題の期日を前倒しして終わらせる
これは結構大きいですよ。
ただ、
この学習については
ある程度の基本を身につけている子に限られるところはありますが
北野立志塾に通ってくださるほとんどのきたのっ子に当てはまると思います。
学力テストでSS50を超えている子は
このタイプに当てはまります。
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例えば
小学生には
講習会前に講習会テキストを配布します。
そして、
算数に関しては
解き進める
↓
授業で一人ひとり添削
↓
解き進める
↓
授業で一人ひとり添削
このスパイラルで進めています。
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中学生も似た感じです。
この時に、成績トップレベルの子たちは
期日をかなり前倒しで終わらせてしまうのです。
すると
私から次の課題が出されるわけです。
このようにして、問題演習量を多くするわけです。
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4月から始まる小学生の漢字トライアル
こちらも
とにかく人一倍早く漢字を満点合格させて
次に進む。
トップレベルの合格スピードを目指す。
このようなところから始めてみてはいかがでしょうか。
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ただ、
ここで疑問を持たれた方がいらっしゃると思います。
「それなら、先生の方で期日を早く設定して意識的に量を多く解かせられるようにすればいいじゃないですか」
う〜ん、なるほど!
とてもよくわかります。
そうですよね、はい。
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でも、それは一部の生徒には効果的ですが根本的な解決にはつながりません。
なぜなら、
「やらされ勉強」の段階にいる子が多い小学生に
さらに大きな負荷をかけるとどうなると思います??
「もう、勉強は嫌っ!」となりますよ。
ここの匙加減がとても難しいんです。
スポーツでいうと
中高生の頃に、耐久力以上の負荷をかけることにより
大人になってから芽が伸びずに引退してしまったという事例に近いです。
だから、
私は適度な負荷を掛けますが
達成感を味わってもらいながら
自らの心のうちからやる気が湧き出てくるのを待ちます。
いろいろな刺激を与えながら。
学力が伸びる子は
「伸びたい!」という積極的な思いを
自分の力で行動に移すのです。
能動的な学習姿勢にならなければ学力は伸びません。
私は、この姿勢を作るために試行錯誤しながら関わらせていただいております。
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色々と書き連ねましたが
お伝えしたいことは
「宿題を期日よりもかなり前に終わらせてみる」ということです。
ここから始めてみましょう。