【経験を重ねる】プロ野球選手から学ぶ大切なこと
今日のファイターズは
9−0でオリックスに快勝しました!
結果を見れば快勝でしょうが
何度もピンチに見舞われながら
相手チームを0点に押さえ込んだのはお見事ですね。
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今日は自宅で娘と野球中継を見ていました。
6回表 オリックスの攻撃
日ハムのピッチャーは伊藤大海投手
投球数は既に100球を超え
オリックス打線にやや追い込まれます。
その時のテレビ中継で解説をされていたのが岩本さんでした。
伊藤投手の投球を見ながら
岩本さんは次のようなことをコメントされていました。
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「疲れている中で
力を程よく抜きながら
ある程度の速球を投げることができています。
おそらく伊藤投手は何かを掴んだと思いますよ。
このイニングの投球は
後から振り返りたい内容のはずです。」
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今夜アップされていた岩本さんご自身のYouTubeチャンネルでも
「コーチは
『力を抜いて投球しなさい』と何度も言うので
本人たちは十分にわかっているんですよね。
しかし
それが実際にできるようになるには
ある程度経験を積まないと獲得できないのです。」
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このようなことをおっしゃっていました。
私は野球についてはど素人なのでよくわかりませんが
「学習においても同じだよなぁ」
と感じました。
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私たち指導者は
「効率のいい学習方法は〜〜な感じだよ」
というのです。
反復量、反復するタイミングなどなど…
でも
それを本当に効率よくできるようになるまでには
多くの学習時間を経験しなければなりません。
多くの量を取り組んだけれども
あまり自分の知識として定着していなかった…
そこからが大切なんです。
「じゃあ、もう少し時間を増やそう」
「次に反復するまで、あまり時間を置かないようにしよう」
このように試行錯誤を重ねるのです。
そのうちに手応えを感じる時が来るんですよね。
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「一生懸命に勉強に取り組んだけれども、テストで結果が出なかった」
こんな時は本人も親も焦るんですが
親御さんが焦ってはいけません。
焦る気持ちはわかりますが
まずは、プロである私に相談してください。
本人には面談を通して私がアドバイスするので何とかなるのですが
親御さんが必要以上に焦ると
その気持ちの矛先は当然本人に向かうわけで
いいことはありません。
一生懸命に勉強しても結果の出ないことはあるのです。
まず、そのことを肝に命じてください。
そして
経験を重ねる中で本人が何かを掴みます。
その知恵は一生モノになります。
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「スポーツも勉強も同じだなぁ」
伊藤大海投手のこれからが楽しみですね!!