塾長の日常

指導者の手本

恩師の挑戦は

こんなにも私に勇気を与えてくれるものなんだ…

昨日まで釧路で

私の中学時代の担任の先生が

書道の個展を開いていました。

私が中1になった1992年に中学教師になり

中2・中3と

私のクラス担任をされていました。

私は中学卒業と同時に釧路から札幌に引っ越してきましたが

担任だった先生とは常に年賀状を交換させていただいておりました。

結婚の報告に妻を連れて行ったこともありますし

8年前の同窓会でもお会いしました。

現在、先生は釧路市内の中学校で教頭をされています。

先生が書道の個展を開かれていたことは

中学時代の友人からのLINEで知りました。

友人が送ってくれた道新釧路版の記事を見ると

「中学生たちの頑張る姿を見て

自分も挑戦してみようと思い

今回初めて個展を開いた」

と書かれていました。

さらに記事を読み進めてみると

2018年には書道の作品で

内閣総理大臣賞を受賞されていたそうです。

「先生、ずっと挑戦され続けているじゃないですか」

記事を読みながらツッコんでみました。

いつも異動される時には

丁寧に異動挨拶のお葉書を送ってくださいますが

教頭に着任されたことは書かれていませんでしたし

内閣総理大臣賞を受賞されたことも

年賀状には全く書かれていませんでしたので

今回初めて知りました。

普段は

先生の大好きな松山千春張りの歯に衣着せぬトークで

容赦ないのですが

決してご自身の栄光は語られないお姿が

素敵です。

本当は釧路まで足を運び

先生に直接お会いし

先生の作品からエネルギーをいただきたかったのですが

今年のお盆は遠方への外出を程々にしようと決めていたので

希望は叶いませんでした。

しかし

53歳になっても

さらに挑戦し続ける先生のご様子を知り

私自身が大きな勇気をいただきました。

「北野、常に挑戦し続けろ」と言われているようです。

私自身が指導者の立場ですから

きたのっ子たちの指導者として

やはり挑戦し続ける姿勢を

持ち続けたいと改めて思いました。

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