主体性を育む
大きな成長を期待するなら
主体性を育むことに集中しましょう。
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親や指導者から
「勉強しなさい!」と言われても
快く勉強する人はいません。
基本的に
人は他人の指図で動くことに
大きなエネルギーを注ぐことが苦手のようです。
しかし、
「勉強しなさぁぁぁぁぁ〜い!!!」と言ってしまう方もそれなりにいます。
親の指図で動くことに慣れてしまった子は
自分自身で考えることをやめてしまいます。
その子にとっては
親や指導者の指図がなければ行動できなくなってしまったのです。
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自分の意志で「勉強できるようになりたい!」と
心のうちから湧き出てくる願望があるからこそ
机に向かうことができるものです。
そのためには
主体性を育むことが大切です。
自分のことを自分自身で考え、自分で解決できる子になれば
あらゆる困難に出会っても、それを乗り越えようとするものです。
また、
自分自身の心の中に願望が芽生えれば、
それを達成させるために猪突猛進!
計り知れないパワーで突き進み始めます。
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そのために
保護者の方や指導者が心えることは
・その子の願望に焦点を当てましょう。
・願望を達成させるためにどのような行動を取るべきか自分で考えさせましょう。
・問題が起こった際に、保護者の方がすぐに手出しして解決しようとせず、本人にも考えさせることも大事です。ただし、異変を感じられた時には寄り添って差し上げることは大切です。
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生徒の皆さんが心得ることは
・日々やるべきことを自分で考え、手帳などに書きましょう。
・「私は何をしたいのか」「私はどのような人になりたいのか」を自問自答する習慣をつけましょう。
・問題が起こった時に、自分で解決策を考えることも大切です。ただし、身の危険を感じるときは、しっかり周りの大人に相談しましょう。