勉強する「きっかけ」になる場所
4月12日の道新電子版に
次のような記事が上がっていました。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/668104
「1世帯あたりの幼児・小中学の補修教育費」が
札幌市、北海道とも全国平均未満という内容でした。
途中から有料版でなければ読めない設定になっているので、
続きを簡単に説明いたします。
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とある地方の町(市ではなく町)では、
自治体ぐるみで塾を開設しているとのことです。
開設当初の利用者は少なかったものの、
その後利用者数が増加しているとのことでした。
小さな町に学習塾は進出しにくいけれど、
模試学習塾などの教育の機会があれば、
通わせたいと思っている保護者の方もいるそうです。
この記事を書いた記者の結論としては、
学びの「きっかけ」があれば、
北海道の子どもたちももっと勉強にチャレンジするのではないかということでした。
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「きっかけ」は大事ですね。
自分から好き好んで勉強するという子は少ないです。
きたのっ子たちを見ていても、
現在の各学年の成績上位者が初めから勉強大好きだったかと言ったら、
そうではありません。
入塾のきっかけが、保護者様からのお声がけによるものであり、
さらには初めは本人が塾に通い違っていなかったという子が半分以上ではないでしょうか。
でも、
塾に通ってみたら、意外と普通に授業に参加できて、
宿題を重ねていくと「わかる喜び」「できる喜び」を味わい、
気がついたら学力がついていたという子が多いのです。
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「きっかけ」に加えて、「正しい情報」というもの必要です。
今年の北野立志塾は、中1生の募集を全く行いませんでしたが、
それでも入塾のお問合せをいただきました。
毎年1〜2月には中1生のお問合せをいただきます。
やはり、中学校に入学するタイミングで塾を探される方が多いようです。
しかしながら、
その時期の塾探しは「遅い」と思っています。
かねてからお伝えしておりますが、
小5の2学期で学習する算数が中学校の学習に大きく影響すること、
そして、中1の1学期で学習する英語が我々親世代の頃とは難易度が全く異なることを考慮したら、
やはり小5から塾に通うことが必須であると思っています。
「きっかけ」と「正しい情報」
これによって学び舎に通い始めた子どもたちは…
通い始めたら環境に慣れるものです。
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私自身、「きっかけ」を提供し、「正しい情報」を発信し続けられる存在でありたいものです。