8年目 キックオフ!
2015年3月1日に
北野立志塾の通常授業がスタートしました。
あれから7年が経過しました。
7年目の21年度は
塾の事業形態に大きな変化はありませんでしたが
iPadのことを色々と知ることができたおかげで
・オンラインでの質問対応
・スクリーン授業での板書のデジタル化
・授業動画の編集
これらの点で今までにない進化を遂げることができたかなと自負しております。
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さて、昨日から8年目に突入しました。
もう、「新しく開校した塾」では無くなったかなと思います。
「ひばりが丘地区に展開する個人塾」という位置付けは定着したのかなとも思います。
少なくとも、中学生にはそれなりに知れ渡ったと思います。
これは
きたのっ子たちの努力によるところが大きいです。
ありがとうございます!
一方、小学生とその保護者の皆様には
まだ知名度が低いような気がします…
まずは、塾に看板をつけないといけないかな苦笑
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8年目の変化として
対象学年を縮小することにしました。
まず、小学校低学年の授業を止めます。
そして、高校部も積極的な受け入れを止めます。
「北野で続けて勉強したい」という子だけを受け入れさせていただくことにします。
今年度の高校生は0人のような気がしますが、それはそれでいいのかなと思っています。
これらの目的は
「小4〜中3に指導のエネルギーを注ぐ」ためです。
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「受験」というテーマで考えてみますと
一番大変な受験は「大学受験」です。
これは、いうまでもないですね。
大学受験で効果的に戦うためには
高校時代の過ごし方が大事になってきます。
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その高校時代の学習姿勢を形成するのが
中学時代の過ごし方です。
学校の定期テストや高校入試という圧力を適度に利用しながら
学習習慣を身につけていくことが望まれます。
また、
塾で受身の姿勢で先生からの指示を待つだけではなく
自分から工夫して「できない」を「できる」ようにするという体験も
中学時代に身につけておきたいところです。
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ただ、
上記に述べたことは
中学生になってからいきなり実践するにはハードルが高すぎるのです。
最大のネックは
「机に向かう勉強体力があるか否か」ということです。
2番目のネックは
「読解力・暗記力・単位量や割合の処理力・図形力の有無」です。
これらは、小学校高学年で身につける力です。
ちょうど反抗期の始まりと一致します。
小学校高学年の反抗期に突入した子に対して母親が
「もっと勉強しなさい!!」
と言ったところで、言うことを簡単には聞いてくれません。
その点において、塾の役割は大きいと思っています。
また、
小学校高学年の子たちに適度に学習の臨んでもらうためのアプローチをするのは
私の得意分野かなと思っています。
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「小学校低学年は大事じゃないの??」
そんな声が聞こえそうです。
低学年、とっても大事です!!
一番大事なのは、
小学校1年生の4月です。
この時期に読み・書き・計算の学習習慣をしっかりつけることは大切です。
ただ、
この部分については塾の効果は限定的だと思うのです。
学習の駆け出しの時期ですから、日々の学習ケアが大事になります。
私は、常々
「小学校低学年のお子様にとって、最大の教育者はお母さんです」
と言っております。
子供にとって苦痛である勉強をさせるために
うまく机に誘導するのは
やっぱり母親かなと思います。
日曜日以外には1日の例外もなく机に向かわせるという習慣形成の部分を作るのは
週に1回や2回しか指導しない塾の先生には難しいことなのです。
実際に、
私が関わった新中3〜新小6の子たちの中で
低学年の頃に指導した生徒さんは8人いますが
現在塾に残っている子は4人です汗
小学校高学年や中学生に注ぐエネルギーで
小学校低学年に向き合っても刺激が強すぎるんですよね…
(逆に低学年から通って下さっている子は強靭な精神力の持ち主だと思いますよ。
あと、保護者の方のフォローのおかげだと頭の下がる思いでおります。)
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7年間の塾指導を通して色々と検証してきました。
その結果
8年目からは
小4〜中3にエネルギーを注ぐことにしました。
7年間の取り組みが無駄であったかというと
そうではありません。
実際に行動してみなければわからなかったことです。
また、この先小4〜中3に特化して取り組み
再び小1〜小3・高校生に取り組む必要性を感じるかもしれません。
その時は、
今以上に進化した形で取り組めると思います。
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そんなわけで
8年目のスタートは
改めて気持ちを引き締めて
今通って下さっているきたのっ子たちの能力開花のサポートに徹したいという気持ちを強く抱いております。
本年度もよろしくお願いいたします。