学力向上への3ステップ
塾生たちの授業への臨み方
リアル自習室やzoom自習室での勉強している時の集中度
いろいろなものを総合して
現状の学力なんだなぁとつくづく感じている今日この頃です。
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塾に通うだけでは成績は上がりませんよ。
塾に通うことは
成績向上へのきっかけにしか過ぎませんから。
ただ、
塾に通って
私の指示をやりきろうと努力をしている人は
学力が伸びています。
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学力向上の3ステップ
●第1ステージ●ここをクリアしないと成績は伸びません。
- 宿題を完璧に取り組んでくる。
- 忘れ物をしない。
- 授業中の私からの指示をしっかり聞いている。
- 漢字テスト・単語テスト・一問一答テスト等は満点をとる。
- ノートがある程度整理して書けるようになっている。
- 自習の時には、集中して取り組める。
ここに関しては、お子様の成長度合いにも寄りますので、
小学生の子に関しては、バラツキがあります。
上記に関しては、「学力を高めたい!」という気持ちと比例する部分です。
その意識が高ければ、クリアできる部分ですが
中学生になってもこの部分で止まっている人は
このレベルから抜け出すにはそれなりに時間がかかります。
なぜなら、
宿題忘れ・忘れ物・人の話を聞かないと言う行動が習慣化されているからです。
自習の際の集中力についても同様です。
15分ほどでトイレに立ち歩いたりおやつを食べたりするような子は
まだ集中力が鍛えられていません。
勉強中、本当に集中している子は「お地蔵さん」状態です。
学習姿勢の土台づくりとして
小学校低学年の頃からコツコツ学習を積み重ねることは大切ですし
小学校高学年になったら塾通いをすることは大切です。
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●第2ステージ●本人の意識と意欲次第で学力を伸ばせます
- 第1ステージの内容は100%クリアしている。
- テスト4週間前からコツコツ勉強している。
- 学校ワークはテストまでにはある程度やりきる。
- 基本的な項目で「できない」を「できる」にしている。しかし100%ではない。
- わからない問題は進んで質問したり調べたりして解決している。
偏差値50〜60手前の子たちに当てはまります。
第1ステージの内容は習得していますから、それなりに学力を身につけています。
学年順位においても中上位のあたりに位置している子たちの習慣です。
「トップクラスを目指したい」と言う気持ち一つで行動をさらに駆り立てることができるのですが、
本人にその気持ちがなければ、この辺りに安住してしまうという立ち位置です。
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●第3ステージ●学習を極め、唯一無二の存在を目指せ
- 第1・第2ステージの内容は当たり前に取り組んでいる。
- 毎日学習しており、理解していないところは即解決する。
- 「できない」を100%「できる」にする。
- 「トップをとるぞ!」と言う意欲の塊である。
- 日頃の学習時間にムラがない。
- 漢字・単語・用語を日頃から覚えているので、テスト対策に入ったときにすぐに応用対策ができる。
偏差値 60以上の子たちです。
ただ、ここから偏差値70近くに進む子と
偏差値60あたりで止まってしまう子とに分かれます。
それは、
「思考力」です。
自らああでもない、こうでもないと考える経験を
幼少期から積み重ねてきている子は
どんどん学力が伸びていきます。
一方、
日頃の生活の中で思考力が鍛えられていない子は
伸びるまでに時間がかかります。
ただ、それも努力次第で克服できます。
他の人よりも時間がかかると言うだけのものです。
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あと、
どのステージにも言えることですが
ステージアップの土台に必要なのは
「学力を伸ばすんだ!!」と言う強烈な欲求です。
これは、学力向上の原動力です。