塾の風景学力アップ

【中3】道コンはどんな感じだったのか?

土曜日に中3生の道コンがありました。

毎年、10月の道コンは定期テストと重なっている学校が多かったので、受験者が少なかったのですが、昨今の定期テスト減少傾向があるのか、今年は個人塾で参加されているところが出始めているようです。

大手塾はあまり参加していないようですね。

私も問題を解き、生徒たちの丸つけをした感想です。

国語 難

数学 易

社会 普通

理科 上位者には易 その他には難

英語 現段階では難

合計 平均点は今までよりも低くなるのではないか

いよいよ本格的に受験を意識した出題となってきたのかなと思います。

それを1番感じた教科が英語です。

英作文が多めの出題でしたが、三単現のSや時制のミスで点数を落とすケースが多かったです。

きたのっ子たちに関しては、大まかな文法事項は把握できているので、いちばん文法力が試される英作文を今後力を入れていけば、もっと点数を伸ばすことができます。

英作文は、私が直接添削指導しますので、これから頑張りましょう。

理科は、得点できている子とできていない子の差が1番大きい教科でした。

極端に難しいわけではないのですが、現段階でしっかり解けるのは、SS65以上の子たちに限られるのかなという印象です。

計算系の思考力が求められる設問では、背景となる知識を論理的に考えられないと正解できなかったでしょう。

化学変化や電流の単元がそれに当たります。

数学は簡単でしたよ。

実際に、きたのっ子たちのうち半分が95点以上、そのうち満点も複数人いました。

数学で間違いの多かった子は、間違えたところは明確な弱点ですからしっかり克服しましょう。

国語は時間が足りなかったかな…

私も解いていてギリギリの時間でした。

長い記述問題をまるまる1つ解いていないという解答が目立ちました。

それもSS65以上の常連者も含めてです。

今回の点数が、今までよりも格段に低くなったという子が多くなると思います。

まずは、偏差値が出るまで落ち着いて待ちましょう。

そして、結果が出たら、今後に向けて改めて対策を練りましょう。

前のブログ記事にも書きましたが、出題内容によっては大きく点数が変動するのが10月と11月の道コンです。

偏差値を見ることはとても大事ですが、それ以上に自分自身の弱点を把握することが、この先の入試につながることを押さえておきましょう。

ちなみに、きたのっ子たちの結果は、過去最低点更新の子もいますが、8月道コンよりも点数を伸ばしている子もいます。

人によってまちまちです。

これを「努力の差」だけで片付けるのは、かわいそうです。

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