【AI時代】勉強しなくてもいい?何が大事?
chatGPTが世の中に徐々に浸透してきている昨今、みなさんはAIを積極的に活用されていますか?
私は「積極的に」とまではいかないですが、それなりに活用している方だと思います。
カミングアウトしますが、ブログの記事でも使ったことはありますし、YouTubeの脚本でも使ったことがあります。
毎回ではないですよ💦
私は、iPad大好き人間なので、今年の4月からApple intelligenceを活用できるようになってから、今まで以上に使っている感じですね。
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これからもっともっとAIが発達するので、現段階での感触を書いてみます。
よく、IT関係の著名人が「これからAIがなんでもやってくれるんだから、学校の勉強なんてしなくてもいいんだよ」と語っているのを耳にします。
「そんなものなのかな〜」と思って聞いていましたが、今は「それは違うかな」と思っています。
確かにAIが私たちの代わりに色々とやってくれます。
私は仕事柄文書を扱うことが多いですが、chat GPTが作文をやってくれます。
でも、求めている作文をチャチャっと入力して一発で最適解が出てくるかといったら、そんなことはないんですよね。
chat GPTに何度か指示を送る(プロンプトを送る)ことでやっと使えるものが出てくるのです。
つまり、ある程度求めていることやものが明確でなければ、最適解を得ることができないんです。
欲しいものを明確にするためには、明快な思考が必要です。
この部分で基礎学力が求められると私は考えます。
豊富な言語、多くの知識、オリジナリティーあふれる体験を持っていないと、明快な思考はできません。
ある程度広い世界観があればこそ、願望の質が高まるものです。
そのために、それなりの基礎学力は必要でしょう。
その基礎学力は、小中学校で学ぶ知識だと考えていいと思います。
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もっとも必要なのは、前述しましたが「求めているものが明確である」ということでしょう。
「どんな人間になりたいか」
「今何が欲しいのか」
「私は何を求めているのか」
求めているものが明確であるからこそ、AIの力を借りながらそれを得ることができるのです。
私自身、「自分で塾を開くんだ」という強い思いがあったから、この塾を開校しましたし、30年前の自分を顧みても、「学力を身につけたい」という強い思いがあったから、その気持ちを抱いた時には大きく学力を伸ばすことができました。
人から何かを言われても、本人がその気にならない限りは行動に移ることはそうそうないんですよね。
周りの大人にできることは、子どもの自主性を尊重しながら「あなたはできる!」「あなたには価値がある!」ということを伝えることではないでしょうか。
結局、我が子と言えど他人ですから、適切な情報を伝えることくらいしかできないんです。
AI時代だからこそ、子どもの自主性を伸ばす接し方が求められるでしょう。

