【オフ】道東へひとり旅
オフネタです
3/9日曜日は2ヶ月ぶりの休日でした。
2週間ほど前に、妻から「釧路のホテルが安くなっているけど、ドライブに行ってきたらいいじゃない?」とお話がありました。
北野「え?なんで?」
愛妻「東根室駅行きたいって言ってたでしょ」
さすが妻!
JRの最東端駅である東根室駅は、今度のダイヤ改正で廃止されてしまうのです。
最終営業日は3/14金曜日
このお話をありがたくいただくことにしました。
他の家族たちは、最近ロングドライブに身体がついていけなくなったようで…
1人で気楽に行ってくることにしました。
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◎今回の目的地
・根室市車石
・根室市東根室駅
・納沙布岬
・浜中町茶内酪農展望台
・釧路で宿泊
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3月9日午前5時30分 札幌出発
十勝の池田町までは下道を走り、その後道東自動車道で釧路町までジャンプ!
今まで釧路に行く時は、釧路市音別町あたりで太平洋を望むのですが、高速道路を利用すると一度も海を見ずに釧路に到着します。
今回は、釧路を素通りして根室に向かったので、初めて太平洋を望んだのは、厚岸町に入ってからでした。

綺麗な厚岸湾です。
向こうに見えるのは、大黒島です。現在は無人島です。
ここに到着したのが午前11時半
東根室駅に午後1時36分に到着することを目標としていたので、先を急ぎます。
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牧場と原野がひたすらに広がる道を走り続けます。
根室に入って少し時間に余裕ができたので、先に花崎岬の「車石」に行くことにしました。
根室の代表的な漁港である花咲港の東側にある花咲岬。
そこに行くと、国指定天然記念物に指定されている「車石」があります。

玄武岩が海底の泥の中に入り込んで急に冷え固まったことでできたようです。
説明書きは、現地の看板に譲ります…

白亜紀とは、地質年代の中生代後期にあたります。
その頃の海底の泥にマグマが流れ込み、急激に冷え固まって玄武岩になったようですね。
玄武岩は、黒色の火山岩です。
中1理科の知識ですよー
この付近は、花咲灯台が近くにある景色のいいところです。
根室に行かれたら、立ち寄ってみてください。
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その後目的のものをパシャリ

このまま釧路に戻ろうと思ったのですが、ここまで来たら行きたいなと思ったのが納沙布岬。
前回訪れたのは16年半前、息子をみごもった妻と義母と3人でやってきました。
根室市街から車で30分走らせます。
途中、こんな看板がありました。

歯舞
北方領土の「歯舞群島」を思い描きますね。
実は1954年まで、根室市の東側に「歯舞村」が存在していたのです。
もちろん、戦前の村域は歯舞群島を含み、村域の6割が歯舞群島にあったそうです。
道沿いに村役場跡がありました。


いよいよ北方領土問題の最前線に来たという空気を肌で感じ始めます。
そして、やってきました納沙布岬。

そして、近くに貝殻島灯台が見えます。
あそこまで3.7kmだそうです。

写真右側の海面に浮かんでいるように見える白い物体が、貝殻島灯台です。
もちろん、ロシアに占拠されている日本の領土です。
国後島も見えましたよ。

写真に泊山と羅臼山が写っています。
爺爺岳は、霞んで見えませんでした。
いつの日か、平和裏に返還されることを祈ります。
納沙布岬を出発したのが14:30
旅の後半は、別の記事にします。