【基礎】小学校高学年までには習得しておきたいこと
小学校の6年間で学習的に1番大変な学年は、小5だと思います。
学校の先生はどのようにお考えかわかりませんが、私はそう思います。
なんと言っても、小5秋の文章題祭り。
「速さ」「割合」の問題を読み解くためには、まず文章の内容を理解する必要があります。
ここで国語力が試されます。
次に、式を立てて計算に入ります。
大抵が小数のかけ算・わり算です。
これらを難なく解くことが求められます。
頭の中の思考は、ほぼ「式を正しく立てる」ことに集中しますから、計算にそれほどエネルギーを注ぐことはできません。
エネルギーを注がなくても鼻歌を歌うくらいの心の余裕を持って計算する力が求められます。
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私が「小5までには塾通いしましょう」という理由の根拠はここにあります。
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そのほか、漢字練習を難なく取り組む習慣を形成することも大切です。
中学校に進学してから、英単語や社会のテストで合格できない子たちに共通しているのは、「コツコツ取り組む」練習です。
はっきり言って「鍛えられていない」んです。
他の塾はわかりませんが、北野立志塾ではこの点にこだわりたいのです。
教科書準拠の漢字トライアルを導入している理由はここにあります。
この点を真面目に取り組んで力をつけてもらえれば、中学生になってからの学力向上は順調に進むでしょう。