【自立心の養成】北野立志塾の小学生と中学生の対応の違い
教育の目的は
志望校への合格でも学校の成績向上でもありません。
その子の「真の自立」です。
ただし
赤ん坊が独り歩きするまでに
ハイハイや掴まり立ちを経験するように
子どもをいきなり自立させることはできません。
段階を追った対応が必要になります。
・
・
その意味で
北野立志塾の小学部と中学部とでは
きたのっ子たちに対する接し方が異なります。
・
・
小学生に対しては
きめ細かく対応します。
最も顕著な例が算数の「かめドリル」です。
国語・算数の宿題の他に
私が直接添削する宿題ドリルです。
しかも
一人ひとりの学力に応じて出題するプリントです。
小学校高学年では
適度な学習習慣を身につけさせます。
同時に基礎学力も身につけさせます。
国語の文章を読む
漢字練習を通して覚える習慣を身につけさせる。
かめドリルを通して算数の基礎学力を身につけさせる。
この部分がしっかり身につけば
中学校に進学してからも
ほとんどの子たちは偏差値55以上の学力を獲得することができます。
・
・
中学生になると
学習サポートの目的が変わります。
きたのっ子たちの「自立心」を育てます。
これは、人の成長過程とも一致します。
多くの子たちに訪れる「反抗期」
まさに、親の庇護からの脱却です。
自立させるためには最適な時期なのです。
・
しかし、なぜ学習的にも自立が必要なのでしょう?
それは
高校生になり大学入試に臨む時に
ある程度自分自身の学力を自己検証でき
自分から弱点を克服しようと行動する必要が出てくるからです。
わからないところがあれば参考書や問題集の解説をしっかり読む。
それでもわからなければ、自分から職員室に行って先生に質問する。
もしくは、塾にいるチューターに尋ねる。
その準備期間が中学校時代だと考えます。
だから
北野立志塾の中学生に対し
必要以上のサポートをしません。
テスト対策でも
メビウスのプリントが欲しければ自分から来なさい。
学校ワークのわからない問題があれば自分から質問に来なさい。
このようなスタンスです。
SS57の北広島高校以上の学力の高校を目指す子ならば
なおさら自立心を育てなければなりません。
・
・
自立心を育てるために必要なのは
学力を向上する目的と目標を明確にすることです。
自分が心の底から手に入れたいと思うものがあれば
自分から行動し始めます。
自分自身にとって価値ある目標を持たせることが大切です。
逆に
周りの大人がなんでも与えたりサポートしたりすれば
子どもは、自分から行動しなくなります。
「親にお願いすればなんでもしてくれる」
極端に言えば、そのような心構えです。
子どもが買って欲しいものをなんでも買い与える。
子どもからの要望になんでも応える。
これらも子どもの自立心を大きく阻害する要因です。
・
・
北野立志塾は
親や子どもからの要望に何でも応える塾ではありません。
小学生と中学生に
適切な対応をすることによって
学力と自立心を育てる塾です。
本来、学習塾とは
学力を育てる場所ですから。
結果的に北野立志塾では
中学生の半分以上がSS60以上獲得経験者です。
小学生の頃SS60に届いていなくても
多くの子たちがSS60以上に到達しているのです。