漢字練習の極意
「漢字練習」と聞くと
多くの子たちがこのように質問します。
「先生、何回書けば覚えられるんですか??」
よく学校の先生や保護者の方々は
「たくさん書く練習をすれば覚えられるよ」
とアドバイスされるのを耳にします。
しかし
たくさん書くことで本当に覚えられるのでしょうか??
??
??
??
??
??
??
私の答えは
ノー!です。
結果的にたくさん書くことになりますが
大事なのは「たくさん書く」ことではありません。
正しい文字を思い出せるか
これが大事なのです。
正しい文字を思い出せるようになるまで
見ないで書いてみて
お手本の漢字と見比べて
間違えていたら
正しい文字を何度か練習する。
そして再びお手本を見ないで書いてみる。
今度は正しくかけた!!
でも、ここで終わってはいけない。
今度は見ないで何度か書いてみる。
そしてお手本を見て正しくかけているか確認する。
やった!書けた!
・
・
ここでもまだ終わらない。
1日後
記憶の7割は忘れているものです。
もう一度思い出すために見ないで書いてみる。
よし!しっかり書けた。
・
・
・
このように
思い出す訓練を重ねていけば
結果的に何度も書き取り練習をしていますね。
漢字練習を取り組んでも
さっぱり点数に結びつかない
そう言っている子の練習からは
「思い出す」訓練が完全に欠落しています。
ひたすら漢字を書取りしますが
頭の中は
「面倒だなぁ〜
今日のおやつはなんだろう???」
そんな感じかもしれないですよ。
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