歴史を巡った大阪奈良旅行
オフネタです。
一昨日はテスト対策前最後の日曜日となりました。
台風があまり来ないこの時期に本州に旅行に行きたいと思っており
3年越しに念願が叶いました。
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日曜日朝イチの飛行機で大阪に飛びました。
大阪や名古屋航路ならば
日本アルプスの山々の彼方に富士山が見えるんですよね。
飛行機に搭乗したら必ず行う実験がこちら
上空でペットボトルのお茶を飲み干します。
そして、飛行機が着陸し、出口の扉が開いてから
ペットボトルを観察すると…
見事に凹んでいます!
ペットボトル内の気圧は上空の気圧と同じです。
一方、着陸してドアが開いたときにはペットボトルの外側は、地上の気圧と同じです。
上空の気圧が地上に比べて小さいことを確認できますね。
実際には、地上の1気圧に対して
上空10000mは0.2気圧で
人は0.2気圧には耐えられないため
飛行機内では0.8気圧になるように与圧調整しているのですが
上空では気圧が小さいことを簡単に実験できますよね!
毎度楽しんでいます。
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さて、伊丹空港に到着し
レンタカーを借りて、大阪の南側にある堺市に向かいました。
金曜日の夜から大阪入りしていた妻や子どもたちとは
大仙古墳で待ち合わせることにしていました。
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さて、無事に家族みんなが合流し
大仙古墳の見物です。
仁徳天皇陵古墳とも言われているこの古墳の周囲は2718メートルあるそうです。
この写真は古墳の正面から見たものです。
古墳に関する詳しい資料は
向かい側にある堺市博物館に展示されているようなのですが
1泊2日の旅の行程では立ち寄るのは厳しかったので
古墳の正面だけを見て、次の目的地に行きました。
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次は、法隆寺に向かいました。
車で40分ほどのところでした。
日曜日の午後でしたが、中学・高校の修学旅行生で賑わっていました。
周辺道路も混雑しており
観光客で賑わっていました。
金堂の中には
教科書にも出てくる釈迦三尊像などが納められていました。
撮影禁止なので画像はありません。
約1400年の時を経て現存するんですよね。
悠久の歴史に只々驚愕するばかりです。
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その後
車で30分ほど移動して
東大寺に行きました。
こちらは奈良公園内にあり
法隆寺以上に賑わっていました。
奈良公園といえば
鹿さんたちがお出迎えしてくれました。
これがまたカワイイ〜
大人しく近づけば
危害を加えてくることはありませんでした。
オス鹿は発情期を迎えているらしく
人に頭突きしていたので要注意ですね。
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鹿は程々にして
まずは東大寺南大門
鎌倉文化で有名な金剛力士像ですね。
これがまた大きい!
私と比べて貰えば一目瞭然ですね。
教科書の写真だけでは伝わらない迫力を感じます。
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その後、中門を経て大仏殿に行きます。
こちらも修学旅行の学生たちで賑わっていました。
現存する大仏殿は江戸時代に再建されたもので
奈良時代に聖武天皇が建立したものと比べて横幅が6割程度だそうです。
奈良時代には、すでに巨大な木造建築を築く技術があったんですね!
さて、いよいよ中に入ります。
手首から指の先までの長さは2.56m
中指の長さが1.08mだそうです。
手首から中指の付け根までが1.48mになりますね。
娘の身長は、まだ150cmに届いていないので
その旨をお話ししたら
娘が「えぇ〜!!」と驚いていました。
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東大寺を見物したらすでに夕方になっていたので
大阪に戻りました。
奈良市内を走っていたら
平城京の朱雀門の復元された建物がありました。
街の至る所に奈良時代の史跡があるんですね。
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私にとっては1泊2日の短い旅でしたが
日常から離れて歴史を堪能させていただきました。
日頃歴史を教えているので
まだまだ行きたいところはたくさんあります。
・関ヶ原(関ヶ原の戦いだけではなく壬申の乱の史跡でもある)
・愛知から静岡にかけて(織田・豊臣・徳川の合戦場がある)
・平泉(奥州藤原氏の栄華)
・鹿児島の知覧(特攻隊員が飛び立った飛行場がある場所)
テスト3週間前に突入していますので
今週から休みなしで応援いたします!