得意淡然 失意泰然
連休最終日
私は午前中は塾で面談を行い
午後は買い物に行った後
自宅で過ごしました。
夕食後は、数ヶ月前のドラマ『オールドルーキー』を見て
榮倉奈々さんがママ役を演じていることに驚きました。
日頃からドラマを見ない私の
浦島太郎ぶりが見事に表れていますね苦笑
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その後、寝室に行き
1人で色々な本を読み耽っていた時に
ある言葉に出会いました。
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「得意淡然 失意泰然」
出典は中国明代の著書『六然(りくぜん)』のようです。
6つの「然」があるうちの2つです。
この言葉は、アルバイト講師時代
前職の塾長から教えていただいたもので
22年ぶりの再会でした。
20歳の大学生の若造がこの難しい言葉を深く理解しようとせず
ここまでいたずらに年齢を重ねてきたのですが
たまたま購読している雑誌を読んでいたときに
この言葉と対峙しました。
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意味は
物事がうまく行っている時は、驕らず淡々と謙虚に。
物事がうまく行かない時は、落ち込まず、ゆったりと落ち着いて堂々としていよう。
というものだそうです。
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深いですよね〜
この言葉を読んだときに
きたのっ子受験生たちが思い浮かびました。
学力B直前の受験生たちにとっては
自分自身との戦いの日々です。
演習を積み重ね
理解が進むこともあれば
難問にもがき苦しみ
答案作成練習では思うような結果が出ないこともあります。
どんな状況においても
課題を乗り越えない限りは前へ進めないんですよね。
私なんか物事がうまく行かなければ
すぐに心が乱れてしまうのですが
きたのっ子たちを見ていると
どんな状況であれ淡々とやるべきことに取り組んでいる子たちは
最後には結果を出しているんですね。
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歴代の先輩諸氏、今戦っている中3受験生たちの顔が思い浮かびます。
15歳という年齢ですが
覚悟が決まっている子たちは落ち着いています。
42歳のオジサン以上に心ができているなぁと思う子もいます。
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目標が定まれば
今目の前にある課題に夢中で取り組む。
それを誰にも負けないほど愚直に取り組む先に
学力の向上が待っています。
どうか自分自身の努力を信じ
今はひたすら目の前の課題に取り組み続けてください。