塾長の日常

なぜ独立を考えたのか??

「そもそも北野先生はなぜ塾を開業したんですか??」

これはそれほど聞かれる質問ではないですね笑笑

独立(=開業)するまではかなり悩みました。

そりゃそうですよ。

家庭をすでに持っていましたし

住宅ローンもたんまりあるわけですから苦笑

前の職場の教育理念には惚れ込んでいましたし

職員や生徒の皆さんも大好きでした。

職場に不満があって独立しようと思ったわけではないんです。

私を育ててくださった職場には本当に感謝しております。

19歳の北野青年が思い描いていた独立時期は27歳でした。

そして23歳の時に前職の塾に正社員として採用されました。

19歳から学生講師として働いていましたが

いざ正社員となると

仕事に求められる責任がまるっきり変わってきます。

「4年で独立は無理だな…」

そんなことを考えながら働き続けていると

塾と塾生たちのことがどんどん好きになってきて

「もう、俺はこの塾に骨を埋める」

そんな思いを持つようになりました。

33歳頃は、真剣にそう思っていました。

社会人になって10年もすると

仕事のコツも少しずつわかるようになってきます。

「仕事が楽しい!」と思える余裕が出てきました。

独立を決める1年前です。

しかし、その翌年

私の中で限界を感じるようになってきたのです。

生徒たちには

「潜在能力は無限だ!挑戦し続けろ!!!」

と叱咤激励していたにも関わらず

いざ自分自身の仕事に対する姿勢はどうなのか。

かなり迷うようになりました。

迷い始めると仕事でもいいパフォーマンスができません。

かなり苦しかったですね。

仕事観で苦しみながら、一方でフルマラソンに挑戦し

4時間10分で完走。

「仕事もやればできる!」

自分自身が常に厳しい環境の中で挑戦し続けているからこそ

生徒たちにも挑戦を促すことができます。

言葉に思いを乗せて届けることができます。

「俺も挑戦しよう!

今まで出会った教え子たち

そしてこれから出会う教え子たちのためにも!」

私はそれほど強い人間ではありません。

自分自身をしっかり律するには

誰にも頼ることのできない環境に飛び込むことが最善策だと考えました。

そこで、前職の塾長に退職届を出し

独立する意志を伝えました。

北野立志塾開校前年の2014年の10月

北野が34歳の時でした。

出会った子たちと真剣に向き合おう

決して生徒に迎合はしない。

厳しい対応をして塾を辞められようとも

伝えるべきことは伝える。

それは

真剣に自分の人生に挑戦しようとする人にとっては

必要なことだから。

そんな思いを土台に据えて

北野立志塾

2022年度は8年目に突入しています。

今年もご縁をいただいたきたのっ子たちの大きな成長のために

私自身を磨いてまいります。

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