塾での授業を通して子どもたちに何を伝えたいのか??
多くの塾の先生方は
自分の授業を受けてもらうことで
教え子たちを
より高い高校に進学させたい
そう思って一生懸命に授業をしていると思います。
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もちろん
私もそうです。
より高い高校に進学すれば
将来の可能性が広がりますから。
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でも
それは私の目的の枝葉のようなもので
主たる目的はここにはありません。
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確かに、
より高い高校に進学すれば
将来の可能性が広がるかもしれませんが
必ずしも全員がそうとは限りません。
自分の現在の実力に見合った高校に行くのが
その子にとっての将来が大きく開かれると思っています。
なぜなら
実力以上の高校に行くことで
授業に全くついていけなくなったらどうでしょうか??
「いや、
そこは気合と根性で授業についていけばいいじゃないですか!!」
気合と根性は大事ですし
どちらかというと
私は他の人よりも「気合と根性」派だと思っています。
しかし、
気合と根性で埋められない部分はどうしてもありますよ。
ごく一部の人は
気合と根性でのり切る人がいるのですが
ほんのごく一部です。
理想は
自分の現状よりも若干高めの高校に入り
そこで必死に頑張ってトップになる。
これが自分自身に自信を持つことができる流れになると思います。
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話が若干逸れました。
私が塾講師として子どもたちに伝えていきたいこと
それは
「君たちの中に大きな潜在能力が眠っているよ!
それに気づいて引き出そうぜ!」
ということです。
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たまたま学習指導に興味があったので
塾講師とし教鞭をとっていますが
私が大のサッカー好きなら
おそらく学校の先生になって
部活動の顧問として
サッカーを通して同じことを伝えようとしていたでしょう。
まあ、ボールの代わりに地球を蹴ってしまう私には向いていないでしょうが苦笑
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1人の生徒が大きな志を抱いたとしましょう。
その子が自分の力を信じ
少しずつ自分の影響の輪を広げ
地域を変え
日本を変え
世界を変え…
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「いやいや、北野さん
そんなこの無理だって!」
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そう思われる人が少なからずいます。
しかし
無理だと思っている人は無理だと思っていればいいのです。
「できる!」と信じた人が挑戦し続けて
文明が発展してきたんですよね?
初めは「空を飛びたい」なんて言ったら
「何言ってるんだ、お前は!」
そうなったでしょう。
しかし、
その可能性に挑戦したライト兄弟のおかげで
今、私たちは普通に飛行機で旅行に行きますよね。
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目の前にいる子たちには
大きな可能性が秘められています。
きたのっ子たちが
自分の志を立てて
そこから自分の人生を切り開いてほしい!
私の塾教育の原点は
ここに尽きます。
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志を立てて以て万事の源と為す
吉田松陰先生